2025/07/29
賃貸住宅修繕共済について
「賃貸住宅修繕共済」は、賃貸住宅の所有者が将来必要となる大規模修繕の費用を、毎年の掛け金で計画的に積み立てられる画期的な制度です。2021年に国土交通大臣の認可を受けて誕生しました。

この共済の最大の特長は、掛け金が全額経費(損金)として計上できる点です。これにより、個人の不動産オーナー様でも、法人として賃貸経営をされている場合でも、税制上のメリットを享受しながら、将来の修繕費を効率的に準備できます。
当社でも、この賃貸住宅修繕共済の積極的なご提案をしています。将来的には、修繕積立共済が解体費用もカバーするようになる見込みと言われています。賃貸物件はいつか終わりを迎えるものであり、その解体の決断をご自身ではなく、相続される方が下すケースも少なくありません。
そのため、もし解体費用もカバーされるようになれば、修繕共済の仕組みを活用して解体費用を計画的に積み立てておくことができるようになり、非常に有効な手段になります。将来の負担を軽減し、円滑な事業承継にも繋がると思います。