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Blogスタッフブログ

2025/10/20

【埼玉県三郷市】M様マンション給排水管無料点検

埼玉県三郷市M様マンション給排水管無料点検をしました。築30年以上経過しているため給排水管給湯管の劣化が激しいものでした。

当社では劣化状態によってドールマンショック工事をご提案しています。

ドールマンショックとは?
ドールマンショックは、建物の耐震補強工事のことではなく、主に給排水管の保全(延命)を目的とした水処理装置(システム)のことです。

築年数が経過した建物(マンション、ビル、戸建てなど)の配管は、内部に赤錆やスケール(水垢や尿石など)が付着し、詰まり、赤水、悪臭、最終的には漏水のリスクが高まります。

ドールマンショックは、既存の配管の外側にコイルを巻き付け、そこに特殊な微弱電流を流すことで、配管内部の環境を改善し、これらの問題の発生や進行を抑制することを目指す技術です。

良い点(メリット)

  1. 工事の負担が非常に少ない
    最大のメリットは、壁や床を壊す大規模な工事が不要な点です。配管の外側から装置を取り付けるため、居住中・営業中でも施工が可能です。断水時間を最小限に抑えられます。
  2. 配管の延命が期待できる
    赤錆の進行を抑制し、安定した黒錆に変化させる効果がうたわれています。これにより、配管の腐食(サビによる穴あき)の進行を遅らせ、配管自体の寿命を延ばす効果が期待できます。
  3. 衛生環境の改善(スケール防止)
    水中のスケール(カルシウム、シリカなど)が配管内部に固着するのを防ぎます。これにより、排水管の詰まりや悪臭の予防、給水管の流量低下の改善が期待できます。
  4. コスト(比較)
    将来的に必要となる「配管そのものをすべて交換する工事(更新工事)」に比べると、一般的にコストを大幅に抑えられます。
  5. 安全性
    薬剤を水に投入する方式ではないため、飲料水の水質に影響を与えません。

悪い点(デメリット・注意点)

  1. 「治療」ではなく「予防・延命」である
    これが最も重要な注意点です。ドールマンショックは、すでに発生している配管の穴や、重度の詰まりを物理的に直す(修理する)ものではありません。

あくまで「これ以上悪化させない」「錆やスケールが付きにくくする」という予防保全・延命措置の技術です。劣化が激しく、すでに漏水が多発しているような配管には効果がありません(手遅れです)。

  1. 効果が保証されるものではない
    導入する建物の水質、配管の材質、現在の劣化状況によって、期待される効果の現れ方には差が出る可能性があります。
  2. ランニングコストがかかる
    装置を作動させるための電気代が継続的に発生します(ただし、一般的に微々たるものとされています)。
  3. 根本的な解決ではない
    配管の寿命を延ばすことはできますが、配管自体が新しくなるわけではありません。あくまで交換時期を「先延ばし」にするための対策であり、建物の耐用年数の間に、いずれは配管交換が必要になる可能性は残ります。
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