2025/11/13
【三郷市】地域と文化を繋ぐ。松井産業、5年連続で伝統の「餅まき」開催
松井産業グループ代表の松井孝司です。「宇一通信」第3号をお届けします。この度、私たちが大切にしている伝統行事「餅まき」を、5年連続で開催することができました。

去る8月23日、三郷市彦成(本社近郊)の弊社賃貸モデルハウスの上棟式にて、この行事を執り行いました。夏の暑さを考慮し夕方からの開催でしたが、当日は社員に加え、近隣のご家族やお子様など70~80名の方々にお集まりいただき、大変活気ある時間となりました。
餅まきは、家内安全や健康長寿を祈願する日本古来の儀式ですが、神主さんの手配や職人さんへの労い、準備に多大な費用と時間がかかるため、現代ではほとんど見られなくなりました。
それでも私たちが5年前にこの行事を再開し、毎年欠かさず続けるのには、二つの強い想いがあります。
第一に「地域への貢献と文化の継承」です。100年前に呉服屋として創業して以来、私たちは常に地域と共に歩んできました。建築を担う企業として、この廃れゆく日本の良き伝統を子供たちに「昔はこうだったんだよ」と肌で感じてもらい、地域の繋がりを再確認したいと考えています。
第二に「健やかに生きる姿の発信」です。今回は、96歳の誕生日を迎えた私の母に、あえて高所まで階段で上がってもらい、餅まきに参加してもらいました。これは第1号でも触れた「100歳プロジェクト」の理念とも重なります。「何歳になっても元気に活躍できる」という姿を、地域の皆様に実感していただきたかったのです。
終了後、「来年もやりたい」と元気に話す母を見て、私自身もこの行事を続ける決意を新たにしました。来年もまた、地域の皆様と一体となり、この楽しい伝統を守り続けてまいります。











