2026/10/16
【現場レポート】大量の残置物があるお部屋の退去トラブルと、私たちの対応について
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
賃貸物件の退去時には、お部屋を空っぽにして引き渡していただくのが基本ルールです。しかし、日々さまざまな現場に伺っていると、住人の方の複雑なご事情により、お部屋に荷物(残置物)を残したままご退去されるケースに直面することが少なくありません。
今回ご紹介するのは、そういった事情で残置物がそのままにされてしまったお部屋の一例です。

写真をご覧いただくとお分かりいただけるかと思いますが、衣類や生活用品、空きボトルなどが積み上がり、足の踏み場もない状態になっています。このように、残置物が残されたまま退去されてしまう場合があるのです。
これだけの量があると、「すぐに全部捨てて綺麗にしてしまえばいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、いくらゴミのように見えるものであっても、これらはお部屋の契約者様の「所有物」となります。そのため、私たち管理側やオーナー様であっても、法律上、勝手に処分することは基本的にできないのです。
では、このようなお部屋をどうやって片付け、元通りにしていくのでしょうか。
私たちが勝手に手を出せない以上、まずはご契約者様の「ご親族」や、契約時に登録されている「緊急連絡先」「連帯保証人」の方々と連絡を取らせていただくことになります。
現在の状況をありのままにご報告し、残されたお荷物の取り扱いや処分の承諾、今後の進め方などについてご相談しながら、一つ一つ法的な手順を踏んで慎重に対応を進めていく形になります。
大変な時間と労力がかかる作業にはなりますが、後々のトラブルを防ぐためには、こうした地道なご連絡と手続きが不可欠です。
私たちは、単に物を片付けるだけでなく、ご親族様や関係者様としっかりコミュニケーションを取りながら、適切な対応で問題解決に努めております。もし、ご家族のお部屋のことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。











